Windham Hill/Imaginary Road Studios

Windham HillとImaginary Road Studiosの音楽を紹介します

SIGNATURE - Fiona Joy

f:id:tupichan:20190920062430j:plain

SIGNATURE/ Fiona Joy


 前回紹介したFLOWのメンバーの一人であるFiona Joy。グループ名のFを担当(笑)。彼女がリリースしたアルバムのうち、『SIGNATURE』というアルバムは、ピアノ・ソロとアンサンブルを別々にリリースするというスタイルで制作されました。面白いのは、ピアノ・ソロ版(正確には、1曲だけですがギターのLawrence Blattが参加。グループ名のLを担当)は、ピリオド楽器を奏でていること。まぁ、これだけならクラシックの世界では普段から行われていることなので、別に驚くことではありません。
 実は、ピアノ・ソロ版のプロデュースをしているのが、かつてウィンダム・ヒル・レーベルのプロデューサーだったクッキー・マレンコということ。彼女の名前は『A WINTER'S SOLSTICE II』で見ることができます。そんなことを知ったのは、ピアノ・ソロを購入する際、販売元のレーベルへのメールで「私は昔ウィルと仕事してたのよ!」なんて返事をもらったことによります(笑)。現在、このレーベルには、かつてウィンダム・ヒルに所属していたアレックス・デ・グラッシや、ジョン・R・バーなどがレコーディングを行っています。