Windham Hill/Imaginary Road Studios

Windham HillとImaginary Road Studiosの音楽を紹介します

MOONLIGHT IN EMPTY ROOMS/ Heidi Breyer

MOONLIGHT IN EMPTY ROOMS/Heidi Anne Breyer

Heidi BreyerのピアノとCharlie Bisharatのヴァイオリン、この二人だけによるデュオ。それはウィンダム・ヒルからリリースされた名盤『TIDELINE』を髣髴とさせます。また、このアルバムで面白いのは、前回はピアノ・ソロとアンサンブルの2枚組。今回はCDとDVDの2枚組。

 

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MOONLIGHT IN EMPTY ROOMS/ Heidi Breyer

 

レコードの帯

最近の音楽業界に吹いているアナログ復活の風…

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上がアルファ盤、下がキャニオン盤の帯




 我が家はまだ現役なので、どこ吹く風ですが、一番困るのは高価なこと。しかも同じアルバムも昔と違って重量盤だったり(盤が重い方がテーブルの上で回っている時に安定する)音質が良くなっていたりと、食指が伸びてしまいそうな予感。

 何よりもアナログの良さはジャケットのサイズでしょうか?昔は、好きなアーティストでもないのに、興味のないアーティストにもかかわらずジャケ買いする人もいたとか… 私はそこまでお金が回らなかった(やっぱり高かった)

 ウィンダム・ヒルもやっぱりレコードサイズがいいですね。最初にキャッチコピーを考えた人のセンスはピカイチだったと思います(アルファ・レコード)。それに、日本の伝統である帯も、ジャケットの美しさを損なうことのないデザインでした。個人的には、あの透ける帯、トレーシングペーパー(だと思う)という質感が、さらにレーベルのイメージアップにつながったんだと思います。この帯こそが、日本にウィンダム・ヒル・ブームを呼び起こした原動力にもなったといっても過言ではないと思います。
 その後、アルファ・レコードからキャニオン・レコードに販売元が変わりましたが、透けた帯は踏襲されます。しかし、まったく同じデザインというわけではなく、微妙に変化がありました。個人的には、日本で最初に販売に踏み切ってくれたアルファ盤の方が好きです。ちょっとフォントが違ったり、長体率が変わったりしていますが、何といっても帯上のゆったり感が、音楽を言葉でも見ることができるようで、アルファ盤の方がウィンダム・ヒルにふさわしいかと思います(あくまでも個人の主観です)。

LETTERS FROM FAR AWAY/ Heidi Breyer

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LETTERS FROM FAR AWAY/

 前回紹介したFiona Joyのアルバム『SIGNATURE』にはうれしい驚きがありましたが、これは彼女が最初にやったわけではなく、その少し前、同じ年の初めに、今回紹介するHeidi Breyerが『LETTERS FROM FAR AWAY』で一足お先にリリースしています。こちらは、パッケージを開けてみるまで、そうとは知らず、開けてびっくりでした(笑)。かつて、バーバラ・ストライザントが『LOVE IS AN ANSWER』で、オーケストラ・ヴァージョンとピアノ・コンボ(ダイアナ・クラーク!)の2種をパッケージしたことがありましたが、そうした影響なんでしょうか? なんでしょう(笑)とっても得した気分になれます。

SIGNATURE - Fiona Joy

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SIGNATURE/ Fiona Joy


 前回紹介したFLOWのメンバーの一人であるFiona Joy。グループ名のFを担当(笑)。彼女がリリースしたアルバムのうち、『SIGNATURE』というアルバムは、ピアノ・ソロとアンサンブルを別々にリリースするというスタイルで制作されました。面白いのは、ピアノ・ソロ版(正確には、1曲だけですがギターのLawrence Blattが参加。グループ名のLを担当)は、ピリオド楽器を奏でていること。まぁ、これだけならクラシックの世界では普段から行われていることなので、別に驚くことではありません。
 実は、ピアノ・ソロ版のプロデュースをしているのが、かつてウィンダム・ヒル・レーベルのプロデューサーだったクッキー・マレンコということ。彼女の名前は『A WINTER'S SOLSTICE II』で見ることができます。そんなことを知ったのは、ピアノ・ソロを購入する際、販売元のレーベルへのメールで「私は昔ウィルと仕事してたのよ!」なんて返事をもらったことによります(笑)。現在、このレーベルには、かつてウィンダム・ヒルに所属していたアレックス・デ・グラッシや、ジョン・R・バーなどがレコーディングを行っています。

PROMISE/ FLOW

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PROMISE/ FLOW

2017年にリリースされた『FLOW』につぐ2ndアルバム。メンバーは不動。共同プロデュースのTom Eatonがマルチぶりを発揮しています。

 

 

01.Promise
02.Something on Tuesday
03.Adrift at Sea
04.All these Years
05.Last Light
06.Fresh Air
07.Nightfall
08.Blue Umbrella
09.Chasing Secrets
10.Mémoire du Dome

 

Will Ackerman ; Guitar
Fiona Joy ; Piano, Vocals
Lawrence Blatt ; Acoustic & Electric Guitar, Ukulele, Bass
Jeff Oster ; Trumpet, Flugelhorn

Guest Artists:
Jeff Haynes ; Percussion
Tom Eaton ; Guitar, Bass, Keyboards, Accordian


All Songs Written By:
Will Ackerman, Fiona Joy,
Lawrence Blatt & Jeff Oster


Produced by:
Will Ackerman & Tom Eaton

Mixed & Mastered by:
Tom Eaton

Recorded at:
Imaginary Road Studios,
Windham County, VT

A PLACE IN TIME / Michael Manring & Cyril Achard -2008-

 2001年にウィンダム・ヒルのDavid CullenとMichale Manringがプライベートに行なったレコーディングのデュオは、ファンにとっては待ちに待ったスタイルだったのではないでしょうか? デヴィッドのレーベルからリリースされたと言うこともあり、デヴィッドが主役のイメージがあり(クレジットが先になっているということからの想像)ましたが、今回はマイケルが先にクレジットされているので、マイケルが主役なのかもしれません。とは言っても音を聴けば、どちらの音が多く、どちらが主役なのか、なんてどうでも良いことに気づかされます。

 

A PLACE IN TIME / Michael Manring & Cyril Achard

 

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A PLACE IN TIME / Michael Manring & Cyril Achard

 

TIDELINE/ Darol Anger & Barbara Higbie

1982年のWHのアルバム『TIDELINE』のリ・イシュー盤が
装いも新たにリリースされました。
版元もソニーウィンダム・ヒル)からプライベートレーベルへ。

 

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TIDELINE