アイザック・ニュートン(1642-1727)が光に惹かれたように、このアルバムの主役も、何気ない日だまりの中でインスパイアされました。クレジットには解説書の中にもニュートンと同時期に光の回析について研究していたフランチェスコ・マリア・グリマルディ(1618-1663)の名前を見ることができて、思わずニヤリとしてしまいました。テーマが日光。タイトルからもわかる通り、各曲にはレインボー(プリズムで回析した表現を使うならスペクトル)が、当てはめられています。そのサウンドも何色にも変化する曲が登場するのがユニークです。そして、まるで光を求めて世界中を旅しているかのごとく、様々なタイプのサウンドが楽しめます。ロック、ブルース、スパニッシュ、そしてハワイアン。
THE COLOR OF SUNSHINE / Lawrence Blatt
Produced by Will Ackerman.
Engineer, Mixing Mastered by Corin Nelsen.
Recorded at Imaginary Road Studios, Windham Country,Vermont.