デビューから続けてImaginary Road Studiosでのレコーディングとなりました。
BRIDGING TEXTURES / Jim Hudak(2006)
Michael Manring、Tracy Silvermanの二人がフューチャーされています。ピアノソロ&アンサンブル。なんだかジャケットから判断すると、1930年代のシカゴかギャング(死語)みたいな印象がありますが、ウィンダム・ヒル・サウンドです。
http://tupichan.net/WindhamHill/ImaginaryRoad/BRIDGING_TEXTURES.html
BLU /Sergio Altamura(2004)
2004年にレコーディングされたイタリア人マルチプレイヤー(本職はギタリスト)のセルジョ・アルタムーラ(Sergio Altamura)のデビューアルバム。ウィルは、この頃にプライヴェートでスーザン(Susan Whittle)と訪れていたイタリアで出会ったのではないでしょうか?
http://tupichan.net/WindhamHill/ImaginaryRoad/BLU.html
STICKS & STONES/ Rob Eberhard Young
イマジナリー・ロード・レーベルからのデビューアルバムであるにもかかわらず(本人にとっては2nd)ジャケットにタイトルも、アーティスト名もクレジットされていないという破格な扱いと思えるアルバム。マイケル・ヘッジス(ウィルは第二のマイケルを想定していた)、やマイケル・マンリング、そしてウィルとの共演も、期待が大きかったことを伺えます。ウィルとはこのアルバム以外にも、同レーベルから編まれたウィンターものでも共演しています。アコギでアグレッシブ。ヘッジスに影響を受けたフォロワーたちがそろそろ出現してきた、その一番手として強烈なインパクトを残してくれました。
http://tupichan.net/WindhamHill/ImaginaryRoad/STICK_AND_STONE.html
RUBY SHOES/ Louise Taylor(1996)
このアルバムも前回のFrank Tedessoと同じく、イマジナリー・ロード・スタジオ初期の作品です。面白いことに、2作続けてヴォーカルを手がけています。ただし、Frankは弾き語り、今作は3ピースバンドに、スタジオの面々が絡むというスタイル。特に白眉の一曲は、フィリップ・アーバーグが伴奏を務めているLaura。非常に美しい楽曲で、ここに眠らせておくにはもったいない。
http://tupichan.net/WindhamHill/ImaginaryRoad/RUBY_SHOES.html
SONGS FROM EINSTEIN'S VIOLIN / Frank Tedesso
ウィル・アッカーマンがウィンダム・ヒルの後に設立した新しいレーベル、イマジナリー・ロードからリリースされた数少ない作品。ギター一本というシンプルなスタイルに、つぶやくようなヴォーカルは、そっと心の中をのぞくようなサウンド。