2020-01-01から1年間の記事一覧
emancipation/ Max Goldston 1曲目の音を聴いたときに思い浮かんだのはトム・ペティの弾き語りによる小品。そして、とても懐かしい音と香がしました。なんだか子守歌でも聴いているような、優しく素朴なギターの音とメロディにホッとします。きっとそれはフ…
SILHOUETTE OF A SEASON/ Matt Millecchia 大学時代に秋田で留学生活を送っていたという経歴を持つアコースティックギタリスト。ここでもアッカーマン・ファミリーによるゲスト・ミュージシャンがこれぞウィンダム・ヒル・サウンドという絶妙のアンサンブル…
RAINSHADOW SKY/ Jeff Pearce 3月(今月)ニューアルバムをリリースする予定のJeff Pearce。このアルバムは前作に引き続き、ジャケットに惹かれて手にしてみたら、Imaginary Road Studiosではないにしろ、エンジニアのCorin Nelsenが関わっていました。そし…
THE OTHER SIDE/ Paul Jensen アメリカン・フォークシンガーのポール。この頃はまだアーティスト本人から購入するだけの余裕がありました。そうしたら「遠く日本からわざわざ!」と、マネージャーを通じて、それまでの過去の作品全部を送ってくれるという大…
GREY SKY AND BITTERSWEET/ Ann Sweeten 実はこのアルバムの存在を知ってから、ウィルの活動が本格化したなと思いました。それまでスタジオ作品が(こんなにも)あるとは知らなかったのです。そして、当時ウィルとスタジオ入りしていたRobert Wallingと知り…
EDEN/ K.Ryan Brown ウィルのスタジオで働いていたというプロフィールを持つアーティスト。スタジオ独特の硬質なピアノの音と、ゆっくとしたテンポの楽曲が聴き手をリラックスとした世界に誘い、現実の生活を忘れさせてくれるような覚醒感があります。 EDEN/…
FORGIVING DREAMS/ Damon Buxton ウィルとのコラボはこの一枚きりでしたが、当時はMany Miles Musicを共同で経営など交流のあったギタリストです(彼の活動で私はMarikaさんを知りました)。 このデビュー・アルバムはこれまでのImaginary Road Studios作品…
GARDENS OF HOPE/ Frank Smith さまざまな楽器との対話の中に、やさしく時が流れすぎて行くかのようなぬくもりを感じることができるギターアルバム。自然光が差し込んでくるような、小さな自然の中に身を置いているときの安らぎを覚えます。どの曲も優しいそ…
UNVEILED/ Stanton Lanier Willのスタジオでのレコーディングが続くと嬉しいですね。前作『THE VOICE』から2年。よりウィンダム・ヒルに近いサウンドを聴くことができます。初めて聴く曲ばかりなのに、一度聞いただけで憶えてしまいそうなメロディ。二度目に…
Masako's Album ウィルのスタジオ(Imaginary Road Studios)でレコーディングしているMasakoさんの5thアルバムが、 今春リリースされます。現在マスタリング中とのこと。アルバムタイトルは『HIDDEN FLOWERS』です。 HIDDEN FLOWERS
2005年の『RELEASED』に続き、Imaginary Roads Studiosにてアッカーマンのプロデュース。ウィンダム・ヒル・ファンにとっては嬉しいアーバーグやマンリングの名前も見つけることができます。そし てアッカーマンのエレキにも注目(1曲だけですが)したいとこ…
アメリカン・プログレ・バンド、カテドラルのギタリストによるアコースティック・ギターソロ。バンド自体はアルバム一枚で解散して(その後再結成などを繰り返すのは、やはりプログレだから? 笑)しまったので、プログレも良く聞く私はまったく知りませんで…
LANTERN/ Dan Kennedy 4 曲入りのミニ・アルバムとしてレコーディングされたDan Kennedyのデビューアルバムです。オープニング曲こそリズム・セクションが加わったリズム感のある曲で始まりますが、アルバムは静かなピアノ・ソ ロというイメージが、ジャケッ…
IT'S ABOUT THE ROSE 2005年に制作された『ALLURE OF SANCTUARY』ではスカイウォーカー・スタジオ(その名前からもジョージ・ルーカスのスタジオということがわかります)でのレコーディングでしたが、今回のアルバムはImaginary Road Studiosでの制作になり…
THE COLOR OF LIGHT/ Dana Cunningham Dana Cunninghamの3rdアルバム。2004年の『SILENT NIGHT』。ウィンダム・ヒルのPhilip AabergやLiz Storyのように瑞々しく透明感があって、そして色彩豊かなタッチが美しい風景を想像させてくれます。 THE COLOR OF LIG…
SOMETHING YOU DREAM OF... / Denise Young アッカーマンにデモテープを送ったことから制作されたピアノ作品。ピアノ・ソロは1曲だけで、ウィンダム・ヒル・メイツが、それぞれ器楽を持ち寄りアンサンブルを奏でています。まるでこの1枚でウィンダム・ヒルの…
WOODSONGS このアルバムをアッカーマンは1985年にリリースされた『WINDHAM HILL RECORDS GUITAR SAMPLER』と同じくユニークで重要な作品であるとコメントしていますが、その曲目を見て思わず唸ってしまいました。私が注目したのは、当然アッカー マンが2004…
オーストラリアで現在も続いている未曾有の火災。フィオナ・ホーキンスからのメッセージです。 fionajoy.bandcamp.com 。
BRIDGING TEXTURES/ Jim Hudak Imaginary Road Studios作品としては異色の ジャケット(笑)。ウィルとジムの共同プロデュース。しかし、中身はフィリップ・アーバーグに音色の似た、アメリカの心を感じるサウンドを聞かせてくれたので安心しました(笑)。…
WHISPERINGS AT NIGHTFALL/ Robert Linton ロバートにとって3作目となるアルバム。アッカーマン率いるウィンダム・ヒルの面々が同窓会的に参加するようになったのは、このアルバム辺りからではないでしょうか? それまではせいぜい1〜2名程度が名を連ねてい…
RELEASED/ Jeff Oster 【AT LAST】という4曲入りのミニアルバムが発展して5曲追加収録され、アルバムタイトルを変更してリリースされたのがこのアルバムです。 アッカーマンのギター、アーバーグのキーボード、ビシャラットのヴァイオリン。が参加。マーク・…
ALLURE OF SANCTUARY/ Karen Marie Garrett まだImaginary Road Studiosが完成していなかった時期に制作されたのか、レコーディングはSkywalker Sound Studiosで行なわれています。ピアノ・ソロの他、ミスター・チェロマンことEugen Friesenとの共作が2曲(2…
THE VOICE / Stanton Lanier Jim Brickmanのように歌があり、ハーモニーを聴かせてくれるメロディメーカー。すでにこのアルバムをリリースする以前から活動をしているベテランピアニスト。この作品からウィルは5作続けて関わることになります。これはその入…
UNUSUAL WEATHER/ Michael Manring 2015年にSony傘下のAdventure Musicというところがリ・イシューしたウィンダム・ヒルのアルバムには、他にDarol Anger & Barbra Higbieの『TIDELINE』があります。以前にも書きましたが、もともとが高音質なレーベルとして…
SOUNDS FROM WISHING WELL/ Patrick Gorman ウィルがピアノソロのプロデュースをするのは一体いつのことでしょうか。これがまた素晴らしい。たった1回のセッションでレコーディングが済み、ウィルにとって作る喜びを再認識したアルバム作りになった一枚。ス…
私がこのアーティスト、そしてアルバムを紹介するのは初めてです。リリースは、ウィルが新しいスタジオを構えた初期の段階でプロデュースを行なっていた一人で、ウィンダム・ヒルのコンピレーション・アルバム『SONGS WITHOUT WORDS II』の中で、唯一ウィル…
BLU/ Sergio Altamura 数種類のギターを弾き分けるイタリア人ギタリスト、セルジョ・アルタムーラ。きっかけはウィルがイタリア旅行の際に出会ったのでしょう。ジャンルにこだわること無く、良質な音楽を作り続けるウィルにとって刺激的なプロデュースになっ…
STICK AND STONES/ Rob Eberhard Young このアルバムをこのブログで何度紹介したかわかりません(笑)。何度も紹介したくなってしまうアルバムだから仕方ない、かな? ともかく、Will Ackermanの秘蔵っ子としてデビュー(Robにとっては2nd)、Imaginary Road…
RUBY SHOES/ Louise Taylor 基本はルイス・テイラーのアコースティック・ギターとベースとドラムスという3ピースバンド。まるでアメリカの田舎にあるバーで歌っている「流し」のような、のんびりとした雰囲気が漂う一枚。 ウィンダム・ヒルを売却したあとに…
SONGS FROM EINSTEIN'S VIOLIN/ Frank Tedesso -1996- Will Ackermanのスタジオで、フルプロデュースによる初めての作品がレコーディングされたのは、今から24年前の1996年。この作品はWindham Hillを売却したあとに、新しく立ち上げたImaginary Roadという…