Windham Hill/Imaginary Road Studios

Windham HillとImaginary Road Studiosの音楽を紹介します

IN THE FOREST/ Liz Story

リズ・ストーリーのピアノ


 リズが毎年恒例、味の素ちゃんとちゃんとシリーズのコンサートの来日に合わせて日本が独自に企画したベスト盤『森の調べ』。ふだん、ベスト盤に手を出すことはないのですが、これはジャケ買いです(笑)

 

 ここ数年続く猛暑… 夏… ウィンダム・ヒル… という連想からまず頭に浮かぶのは、そんな暑さを耳から涼ませてくれるこの一枚。
 ちなみに、このアルバムを朝の目覚ましの音楽で毎日鳴らしていたら、枯れて数年経過したベンジャミン(観葉植物)が新芽を吹き復活したという、奇跡の一枚です(笑)。

SUMMER SOLSTICE2

Summer Solstice2

 SUMMER SOLSTICE2は、前作と比べるとレーベルイメージを一新させました。ジャケットしかり、サウンドしかり。また、前作に引き続き短いスパンでリリースされたからか、収録曲にもばらつき(既存のアルバムからの引用が多数)があるような感じが否めません。それでも、こうしたサウンドに触れていなかった分、人によっては琴線に触れる感触があるかもしれません。

 

SUMMER SOLSTICE2

ISLANDS/ Scott Cossu

ISLANDS/ Scott Cossu



 アルバムタイトルにこそ「夏」や季節感といったものはありませんが、この季節になると思いだすのがスコット・コッスがウィンダム・ヒルに残した一連のアルバムが思い出されます。当時は毎年のように行われていた「箱根彫刻の森美術館」でのオープン・コンサートに参加したスコットのステージ。翌日のサントリー・ホールにも足を運びましたが、この時の印象が、今でも強く残ってます。

 今回紹介する『ISLANDS』はウィンダム・ヒルからの2NDアルバムになります。前作同様、アコースティックな中にもさわやかなサウンド・プロダクションがレーベルのすそ野の広さを感じさせてくれました。その後、リ・レコーディングされることになるFawnは名曲中の名曲です。

 

 

ISLANDS / Scott Cossu

 

LAST PASSING OF SUMMER/ David Lindsay

LAST PASSING OF SUMMER/ David Lindsay

 まだこのアルバムを紹介するには早いかなと思いつつも、季節を先取りするということで、ちょっとでも涼みたいなと。David Lindsayのアルバムジャケットはすべてウィンダム・ヒル風できれいだし、音楽性も申し分ない一枚。

LAST PASSING OF SUMMER/ David Lindsay

SUMMER SOLSTICE

Summer Solstice

 早い梅雨明けを迎えた関東でしたが、なんでも統計を取り始めてから日本で唯一、猛暑日を記録したことがない場所があるとか… 時々星を見に行くときに通過することもある、同じ千葉県の勝浦。夜も布団を出して寝ることがるとかないとかレポートされていましたが、実は私のところも、夜は布団を出さないと寒いなぁ、と思う夜は時々あります。もっとも私の場合は窓全開(網戸のみ)で寝ているので、夜風や日の出の陽光はもろです(笑)

 

 前回、夏の音楽としてジョージ・ウインストンの『SUMMER』は、レーベルを代表するアルバムでしたから、知名度の高い作品集でしたが、日曜日の午後取り出したのは、レーベルの季節としては、ちょっと意外な『夏』をテーマとした作品集です。しかし、タイトルのつけ方はウィンダム・ヒルらしく『夏至』です。

 

 午前中は、アルバムにぴったりの青空が広がっていましたが、午後から空の雲行きが危うくなってきました。

 

SUMMER SOLSTICE